こんにちは。
アレックスメディア株式会社、代表の長沼です。

今日は、私が考える「大企業とベンチャー企業、中小企業の定義・働き方の違い」について紹介したいと思います。

大企業、ベンチャー企業、中小企業の定義


まずは、大企業、ベンチャー企業、中小企業の定義からご紹介します。

中小企業の定義

中小企業は、中小企業基本法で定義が決められています。

製造業、建設業、運輸業等ですと、以下のどちらか・または両方を満たす企業が中小企業と定義されています。

  • 資本金が3億円以下
  • 常時使用する従業員の数が300人以下

大企業の定義

大企業は、法律で大企業そのものが定義されているわけではありません。

中小企業基本法で定義された中小企業の反対解釈として大企業を考えるのが一般的です。

先ほどと同様に製造業、建設業、運輸業等ですと、「資本金が3億円を超え、常時使用する従業員の数が300人を超える企業」が大企業ということになります。

あとは、一部上場企業のことを大企業と考えたり、各業種の上位企業を大企業と考える人もいる様です。

ベンチャー企業の定義

ベンチャー企業は法律等で定義が決まっていたり、明確な基準はありません。

一般的には革新的なアイディアや技術を持って、新しい企業やビジネスモデルを展開している企業のことを指します。

新しいビジネスを育てている状態なのも特徴です。

私たちアレックスメディアは、企業規模で言えば中小企業で、会社の性質から言えばベンチャー企業です。
今まさに成長をしている、これからの会社です。

大企業とベンチャー企業の働き方の違い


ここからは、大企業とベンチャー企業の両方の経験のある私の考えを紹介します。

大企業の特徴

大企業は基本的には事業が安定していて、大きな変化はあまりありません。

そのため、仕事のやり方のルールがしっかりと決められていて、誰がやっても同じ様な結果が出る仕組みになっています。

基本的には大きな変化はありませんが、大きな変化があった場合はついていけないことがほとんどです。
そうなってしまうと非常に悲惨です。

私が昔働いていたパナソニックの携帯電話事業などはその良い例です。

最盛期には、パナソニックの利益の大部分を稼ぐ事業部でしたが、市場が急激に変化し(ガラケー→スマートフォン)日本の企業のほとんどが付いていけませんでした。

事業部は規模を大幅に縮小し、携帯電話部門で働いていた人は別の事業部へ移動したり、リストラされたりしました。

また、自分がやりたい様に仕事をする余地はほとんどありません。

非効率になっていても、それを変えるには大変な労力が必要です。

また、ポストが埋まっているので出世コースに乗っている人でもベンチャーに比べれば昇進は遅いです。

私が経験した会社だと、40才で課長なら相当早い方でした。

何につけても変えるのが難しいので、理不尽なことに耐えないといけない場面も多いと思います。

ベンチャー企業の特徴

ベンチャー企業は成長過程の会社です。

そのため、良い意味でも悪い意味でも事業の安定性はありません。

常に変化を強いられる環境です。

変化するのが早いので、ルールを作るのが追いつきません。

だから、メンバー全員が主体性を持って仕事をすることが非常に大切になってきます。

能動的に仕事をできる人と、できない人の差が大きく現れてしまう環境だと言えます。

その代わり、自分がやりたい様に仕事をすることができます。

ポストは次々に生まれているので、能力と意欲のある人にはいくらでも出世のチャンスがあります。
20代で取締役というのも珍しくないのがベンチャー企業です。

成長が終って安定すると、その規模によって大企業か中小企業になります。

どんどん変えていけるので、理不尽なことに耐える必要もありません。

大企業とベンチャー企業は全く違うもの

大企業とベンチャー企業は全く違うものです。

どちらが良くて、どちらが悪いとかありません。

向いている方向が違うのです。

ベンチャー企業と中小企業の違い


事業規模が同じくらいのベンチャー企業と中小企業。
違いはなんでしょうか。

私はこのように考えています。

  • 規模は小さいが、成長過程なのがベンチャー企業
  • 規模が小さく、安定しているのが中小企業

働き方に関しては、
中小企業と大企業は類似しているのではないかと思います。

ベンチャー企業と中小企業の関係も先ほどと同様に、向いている方向が大きく違うと考えています。

大企業と中小企業、ベンチャー企業にはどんな人が向いているのか

では、それぞれの企業にどんな人が向いているのでしょうか。

大企業、中小企業に向いている人

決められたルール通りにきっちりと物事を進めるのが好きな人。
変化に対応したくない人。
成長よりも安定が必要な人。

ベンチャーではない大企業、中小企業に向いている人は、上記の様な人だと私は考えています。

ベンチャー企業に向いている人

ベンチャー企業に向いているのは、
変化に対応でき、成長したい人。
また、いろんな新しいことにチャレンジしたいと思っている人。
既存の枠組みにハマりたくない人も向いていると思います。

逆に安定志向の人は向いていないと思います。

私たちアレックスメディアが成長できる人を歓迎している理由

私たちアレックスメディアはベンチャー企業です。

だから、今も成長しているし、新しいこともやっていきます。

意欲・能力があれば、どんどん重要なポストに登用していきます。

そんな事業環境に対応するためには、成長し新しいことにチャレンジしてくれる人材が必要です。

だから、成長できる人を歓迎しています。